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KIITOS!!

kiitosとは、フィンランド語で「ありがとう」。 息子とパパと日常生活。働くママでマターリ頑張り中~

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ただただ

あの瞬間から3回目の夜。







ここ、横浜では、余震はだいぶ減ったけど、


今でもたまに揺れてるんじゃないかと思う時が何度もある。

もう自分が揺れてるのか地面が揺れてるのか分からなくなる。。




あの瞬間、私は家にいて、たまたまミナトを抱っこしてTVつけながらウロウロしてた。


TVで都知事選の出馬を表明した石原都知事の会見が始まろうとしてた瞬間、

「あ、地震かな?」

ってTVのリポーターが言った瞬間、




ガタガタガタガタガタガタ……!!




揺れがきて、そのあとすぐ、プツッてTVが消え、洗濯機が止まり、お湯を沸かしてたケトルも止まった。



私は立ってて、徐々に大きくなる揺れを感じながら、ただ立ってて、

心臓がバクバクいって、揺れが治まるのを必死で願って、抱っこひもで抱っこしてたミナトをギュッとした。


揺れてる瞬間、


ヤバい。

これは本当にヤバい。

来る来るって言われてた関東~東海の大地震がついにきたって思った。


揺れがやっと治まったと同時に、玄関の外へ出たら、マンションの他の住人の人たちも何人か出てて、停電したのがウチだけじゃないことを知った。

外は遠くの方で黒い煙も上がってて、タダごとじゃない空気が蔓延してた。


地震発生後から10分くらいで、旦那から電話がきて、東京港区にある会社では、
10Fビルの最上階だったこともあってか、

本棚は全て倒れ、立ってられない状態で、ガラスも何個か割れたというかなりメチャクチャな状態だったらしいけど、何とか無事だったみたいで、ひとまず安心。



ワンセグでTV見てたんだけど、そのうち電池がなくなりそうだったし、

いつ電気が戻るかも分からなかったので、簡易充電器買いに駅方面に向かってみたら、私の住んでるところの駅一帯が停電してて、もちろん信号も停電してて、
警察が交通整理をしてて道路は大渋滞。

コンビニも真っ暗で、閉めてる店もあれば暗闇の中レジが使えないので懐中電灯で値段を見て手打ちで営業してるお店もあった。

並んで無事充電器が買え、これからどうしようかと思ってたら、いきなりの夕立。

とりあえず傘を取りに自宅に戻るも、まだ一向に電気が戻る様子がなく、

実家の母からの連絡で、実家の方はとりあえずライフラインは全て生きてるってことだったから、

歩いて30分の距離なので、迷ったけど、暗くなる前にミナトを抱っこして歩いて実家に行った。


結局この判断が良かったのか、私の住んでる一帯は、かなりの広い範囲で次の日の朝までずっと停電だったみたいで。



実家に着いてからは、ひたすらずっとTVを食い入るように見てた。



次々と信じられないような映像が出てきて、


あっという間に時間が過ぎて、、、。



地震当日、実家の弟たちや父親は、深夜の電車が復旧したのに運良く乗れて帰ってこれたけど、
旦那は帰ってこれず、会社に泊まって次の日の朝、うちの実家に来た。



当日の夜は、何度か余震があったり、朝方に大きい余震で目が覚めたりした。



無事だって分かってても、やっぱり旦那がいないのがとっても不安で、

家族3人一緒じゃないとこんなに不安なんだって思った。



明日から停電が始まり、うちの地域は朝10時頃~昼1時と、

夕方6時から10時という2回に分けて停電になる。



地震直後に1度停電になったけど、

こんなに不便なんだって思った。

そして土日のスーパーでは、みんな食料品や日用品の買い込みがすごく、

見たこともないくらい物が売れててなくなってて、

買い物してる人たちの目の色も違くてみんな必死で。

今回、東北に比べたら首都圏の被害は全然だけど、

それでも今までに感じたことのないくらいの揺れで、

多分今回の地震で首都圏の人たちの危機感は一気に跳ね上がったと思う。




今回、電話が全く通じなくて、役に立ったのはネットやツイッター。

報道でも言ってたけど、メールも全然入ってこなかったりってあったけど、

ツイッター上でなら旦那と連絡が取れたりしたので、ほんと助かった。


今、ちゃんと家族3人でいて、

ミナトはいつもと同じようにキャッキャと笑ってたけど、

今回の地震がきた時、

思った以上にテンパって、

こんなにヤバいって思うんだってくらい焦って、どうすることもできない恐怖がすごくて、ちゃんとミナトを守れるのか不安になった。

でも、私が不安そうな顔してると絶対にミナトは私をじっと見つめるから、

絶対に不安にさせたくなくて、無理してでも笑う。

そうすると必ずミナトは笑ってくれる。

だから何があってもどんな時でも絶対ミナトの前では笑顔を絶やさない。






今回の地震で、


自分の子を守れなかった人はどれくらいいるんだろう。

離れ離れになっちゃった人はどれくらいいるんだろう。


避難所で、寒くて毛布もなくて、小さい赤ちゃんもいて、

ショックで母乳が出なくなってしまった人がいたり、

オムツやミルクが足りなくてとても困ってるお母さんがたくさんいるはず。


津波で家族が流されてしまったかもしれない人、

家がメチャクチャになってしまった人、

見るたび、考えるたびほんと泣きそうになる。

映像を見るたび、本当に、「信じられない」の一言しか出てこない。

映画でも見たことないくらいの映像。





今こうして最愛の息子と旦那と一緒にあったかい布団で寝れてること、

それだけで私たちは幸せなんだ。

明日から電気が少し止まるけど、

そんなの東北の人たちに比べたらなんてことない。

少しでも、自分たちができることをしよう。



何があってもミは守るよ。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

地震関連の感動したツイート


愛国心がないとか色々言われてたけど、

日本も日本人も捨てたもんじゃない。

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acco
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性別:
女性
誕生日:
1981/11/27
職業:
ウェブのお仕事しながらママ
趣味:
夢想
自己紹介:
育児しながら働いてる一児のママです♪

2010年9月に無事長男を出産し、息子ミナトの成長とかどうでもいいこととかを気が向いたときに更新しております。

職場復帰してから停滞気味!

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