おととい、12月15日の夜、お義父さんが亡くなりました。
本当に突然のことでした。
急すぎて、現実のことだと思えないくらいでした。
「今から帰るね」と、旦那が会社から電話をくれて、
「何か買って帰るものある?」
「今日のご飯はなに?」
といつものように話して、
帰りを待つこと1時間。
帰ってきた旦那は号泣してて
いったい何があったのかと聞いた。
「親父が死んだ。」
びっくりして、
本当にびっくりしてびっくりして
だって、もう2週間後には広島に行って、
初めての孫を、
湊杜を会わせる予定で、
飛行機も2ヶ月前にはチケットとって、
産まれてから初めて、会わせられると思ってたのに
泣いてる旦那を抱きしめて、
私もたくさん泣いて、
もっと早く会わせに行ってあげればよかった…
お宮参りのとき、お義父さんにも来てもらえばよかった
思っても仕方ないことをひたすら後悔して、泣いて。
でも今からでも遅くない、
まだお義父さんの姿形があるうちに、
湊杜に会わせてあげたい
そう思って、
初め、小さい赤ちゃんがいるから大変だから、私は来なくて良いよって言ってくれた旦那とお義母さんの言葉を押し切って、
湊杜を連れて広島へ、お義父さんに会いに行きました。
そして昨日、お通夜があり、
今日、告別式があって
初めて湊杜をお義父さんに会わせて、
そして最後のお別れをしてきました。
告別式のとき、それまでずっといい子にしてた港杜は泣き出して
おむつが濡れてるわけでもなく、
抱っこしていても、
泣いてしまって
きっと湊杜も悲しかったんだろうな。
最後、火葬のとき、
旦那は、
お宮参りのときに家族3人で撮った写真を
お義父さんの胸元に置きました。
旦那は、1人だけもうずっと離れて暮らしていたから、
お義母さんよりもお義兄さんよりもショックが大きくて
いちばん泣いてて
最後の最後までお義父さんのそばにいて、顔をさすってあげていた
そんな旦那の姿を見てたら私も涙が止まらなくて
これから3人で、
なにがあっても3人で支えあって生きていこうって強く思った。
おとといの夜に訃報を聞いて、
昨日にはお通夜があって、
今日のお昼にはもう骨になってしまって
人間の死って、
なんてあっけないんだろうって思って。
湊杜が産まれて、
お義父さんが亡くなって
生まれる命があれば、死ぬ命もある
でも、
死んでいく命があるから、生まれてくる命がある
お義父さんが生きている時に湊杜に会わせてあげられなかったけど、
生きている時に、湊杜が生まれてきたって事実がある。
写真や動画を送って見てもらえた。
湊杜のために、お正月に渡す予定だったお年玉まで用意しててくれてた。
ちゃんと、「孫がいる」ってことをお義父さんに残してあげられたと思う。
お義父さんが亡くなった日の夜中、
湊杜が上のほうを見て、ニタァって何度も笑った。
年末まで待てずに会いに来てくれたのかもしれないね。って
旦那は言って笑った。
これからは、湊杜を連れてできるだけ多く広島に帰ろう。
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